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mignon mimosa

Small discovery of everyday life

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| 2007.11.16 Friday | - | - |
「せつない」のこと
クローゼットの奥に読んでない本コーナーがある。
コーナーと言っても数冊積んであるだけなんだけど。
どれも10年以上前に買ったものばかり。

村上春樹著「ねじ巻き鳥クロニクル」厚さ約6cmのハードカバー3冊
私の春樹ブームはこの本が読みきれず終わって行きました。。。
「ソフィーの世界」 これまた同じく分厚い
「赤い楯ーロスチャイルドの謎」 難しすぎた・・・

百年前のハワイの写真を求めごそごそしていて、久々にみかけた本達。
その中にあった1冊を今読んでます。
10年以上ぶりのリベンジ。

「せつない話」山田詠美セレクトの14編のお話たち

田辺聖子サン、村上龍、サガン、そして山田詠美サンなどなど。
著名な作家の作品ばかり。
この本を買った頃(やはり何時も”せつない”というキーワードに弱いらしい)は、
まだまだ若者だった?せいか、全くおもしろくなくって、ほとんど読まず放り出してしまってた。
けれど今は読める。それなりに楽しめたりする。
体も成長したが(横に)、思考もちょっとは大人になれたのかも!・・・と思いたい。

とはいえ、劇的に面白いって本って訳でもない。それでも発見はあり。
山田詠美サン 
江國サンに続き読んだことがなかった。これまた読まず嫌い。
作品より本人の露出が多いと、イメージがありすぎて読めない傾向にあるみたい。
それが読んでみると、この本の中でも一番好きで、キラッとしてました。
読みやすくて、キュンとなれるお話。

最後のあとがき(というよりエッセー)を先に読んでみたら、
(結構よくする。途中であとがき読むの)
「せつない」ってことがとっても解りやすく書かれてました。
ここも、もちろん山田サン。素敵な文章でありました。

・「せつない」にあたる英語はないと思われる
  やはり日本語はあいまいな感情を表す言葉が多く、説明できなくて困る
・ 悲しいや、嬉しいの感情に比べ、「せつない」は味わい難い。
・「せつない」は心が成長した大人こそが味わえるもの
・「せつない」の涙は5粒以内

ふむふむと納得。
確かに、「せつない」とは曖昧で、
「せつない」気持ちになったことを思い出したり、再現はなかなか難しい。
思い出し笑いや、喜びをかみしめたりなどは出来易い。
「せつない」は一過性のものなんだ。だから味わい難いのね。
ただし、泣き虫女は5粒で収まるかどうかは、怪しいもんです。



人間の体に車の計器みたいのがついてるとして、
(喜び計、悲しみ計、怒り計、せつない計などなど。)
私の場合せつない計の針が振れ易い(怒り計もかなりですが・・・)
本人も「せつない」ってことをいたくお気に召しているようであるが、
実は、生まれ変わった暁には、楽しい計や嬉しい計の針が、
バーーンと、壊れそうなくらい振り切れるような、
ハツラツとした人になりたいと考えているのでした。

Ice Peach Tea これも夏のパリを思い出して、せつない気持ちになる代物。


| 2006.03.30 Thursday | | comments(9) |
シンクロ
新しい携帯の番号お知らせを、すこうしづつメールしてます。

そうしたら、今は名古屋に住んでいる友達が返事をくれました。
とってもとっても久しぶり。
「娘Mちゃんも高校生。私達が一緒に過ごした頃を思い出すわ〜」って。
あの頃の私たちと娘さんが同い年なんや。。。
なぜだか今日もまたキューンとなりました。

たぶんsabaサンの結婚式以来会ってないよねー
ほんとにほんとに久々会いたくなりました。
ブログも見てもらってありがとね。
私の方が自堕落です。お母さんは大変だ!



月末も近く、年度末やら、監査やら、なんやらかんやらで、
コメントのお返事も遅れてます。ごめんなさいです。

| 2006.03.28 Tuesday | 日々のこと | comments(6) |
薄桃色


自転車で走る道すがら、
ふんわりした空気をすり抜ける。

甘く漂う春の匂い。
沈丁花の花の香り。

花びらの白色と濃いピンク
溶け合って薄桃色。
ココロの中に広がった。

春ですね。桜が咲くまであと何日?
| 2006.03.26 Sunday | 日々のこと | comments(6) |
SAS
昨日からの流れで北欧関係のこと。



ヴァージンアトランティックにKLMと好きな航空会社は数々あれど、
中でも憧れは Scandinavian Airlines
すってきなのです。長距離で乗ってみたい飛行機です。

北欧の会社だけあって、ちょっとしたデザインなんかがgoodなのです。
・・・って北欧内を飛ぶ、言わば国内線のようなのしか乗ったことないですが。。。
 ↑ みたいなちっこいのん。

ランチボックスをはじめ、ちょこっとしたもののデザインが、
とにかく良い!スッキリ無駄が無く、でも温かい感じなのです。
思わず持って帰って来ました。
乗務員さんがサーブしてくれる飲み物ののトレイなんかも、
ちょーだーい!って思っちゃうデザイン。
このことは、確かhammockサンも以前のブログで書かれていたと思います♪

乗務員の方たちも気さくでいい感じです。

SASよ、関空に就航してくれたまえ!!!強い希望であります。





そんなSASを乗り継いで行ったところ。
のーーんびりとした、清々しいって体中で感じれる島でした。

in Lofoten Norway

人もいい。自然もいい。買い物も楽しい。
ひとつだけ北欧に希望できるなら、
食べ物がもう少ぅしだけ美味しいものがあるといいな。
| 2006.03.25 Saturday | | comments(9) |
Paratiisi

とうとう入手してしまいました!
以前より、いつかは〜って思ってたARABIAのパラティッシ。

製造終了って聞きつけ、これは、そのいつかがやって来たんだわ!と
勝手に思い込むことにして、購入決定。

オリジナルとブラックのティーC/Sを一客づつ。
春と冬が表されていると、お店の方が熱く説明して下さいました。

ずっと欲しかったのがやって来ると嬉しいもんです。
衝動買いはやめよう・・・なんてことも思ったりもして。
やめれるかどうかは別として。。。



いつでもどこでも柄ものが好き。
そんな柄もん好きにとって北欧は天国。
テキスタイルや食器など、素敵な柄もんに出会えます。

けど家具は北欧のシンプルで洗練されつつ温かみのあるものに
いつか囲まれて暮らしたいものです。


in Copenhagen Airport

フランスや〜ハワイや〜と言いながら、北欧も捨てがたい私です。
結局どこでもいいんちゃうん??って
Yes♪かも・笑


そんなに柄ものが好きなのは、やっぱり関西のおばちゃんとして、
確実に成長しているせいなのでしょうか?

豹の顔付き豹柄Tシャツなんかは、今んとこ全く欲しくないので、
まだ大丈夫かなーー(ちょっと心配)

| 2006.03.24 Friday | - | comments(7) |
淋しいなんて、感じる暇もないくらい


例えば、思い出の香りが鼻の頭をくすぐった時、
とたんにその時の情景に引き込まれる事ありませんか?

そんな感じ、音楽にもあるなって思います。
あの時好きだった曲、この時流れてた歌。

ポツンと出てきた1本のカセットテープ。
竹内まりやのベストアルバム。
その中の一曲 『夢の続き』
とっても好きな曲。
なぜならこの曲は、Hawaiiの思い出とリンクしてるから。

昨日車でかけてみた!うぅ・・懐かし過ぎる〜
何年も何年も何年も聞いてなかったけど、
流れ始めるとすごい勢いでその時のHawaiiがいっぱい溢れ出しました。

ハワイに行くなら観とこうよって、走って行った映画 「ハワイアンドリーム」
時任三郎とジョニー大倉が主役っていう暑苦しいキャスティングながら、
案外面白かったし、もちろん舞台はHawaii。そして主題歌がよかった。
それがこの 『夢の続き』で、だから買ったカセットテープ。
(今や化石の完成品のテープです!)

モチロンこのテープは一緒にハワイにも旅をしました。
ハナウマベイに寝そべってウォークマンのイヤホンを分けて聞いて、
昨日と同じ一日が暮れて…って歌詞んとこで「ほんまや〜♪」と感動。
昨日の夜でたのに、昨日の朝に到着なんてマジックです!



マウイ島の夕日。パンチボールの風。くっきりした空の青海の青。ココナツの匂い。

一緒に行ったichanは、スポーツ万能なのに泳ぎは苦手で、
恐々手をつないで魚を見たこと。(暴露・笑)
さとうきび列車の運転士サンが子供と思って手を降ってくれたこと。
マウイの暗闇で道に迷い、軍の空港の方に行ってしまったこと。
自転車で風を切ったこと。

いっぱい思い出して、なぜだかちょっぴり切なくなった。
そしてまたHawaiiに行きたくなった私でありました。


♪baby baby don't look so sad
There's gonna be a better tomorrow
重い扉の向こうは、いつでも青空さ♪


マイナーな映画と曲です。
けど曲は山下達郎のコーラスが海感upに一役かっており、
なかなか素敵な一作です。ぜひお試しあれ。

びっくりしたことに、今日はasaサンと同じ気分だったようです!
asaサンと行ったHawaiiも楽しかったな〜
| 2006.03.22 Wednesday | 思い出 | comments(11) |
卒業ーhohoemiのichanより
「卒業」
・・・・・・・
尾崎豊、斉藤由紀、ダスティン・ホフマン
思い浮かぶのはこんなもんで、これがグルグル頭をめぐるばかり・・・
どうしよーーと思いながら♪花の色〜雲の影〜♪などと口ずさみつつ、
ソファーに寝転がったのが間違いでした・・・寝てしまいました・・・
(足並み揃えずゴメンナサイ)

卒業式って高校以外は毎回何かしら淋しかったりして、
後ろ向き人間の私はメソメソしておりましたが、
中でも短大の卒業に関しては、本当にメソメソしていました。

初めての女子校。気の合う友達。
毎日びっしり詰まった授業。だので、友達との仲も濃度を増して、面白い。
高校生でもなく、社会人でもない中途半端さが心地いい日々。
そんな毎日が終わって行くことが、残念で、淋しくて、また2年間を思い出して、
授業のひとつひとつが終わってくたびに涙ぐんだりして・・・

卒業式そのものでは泣かなかったけど、
卒業式と言えばいつもひとりの友人を思い出します。

人生最後の卒業式、なぜか彼女は来ませんでした。
結局なんで来なかったのかは、はっきりわかっておりません。
彼女は普段普通の楽しい人物なんですが、時折とる行動が不思議サンです。

電車で隣り合わせた犬を連れた知らないオバサンとお茶したり、
病人でもないのに、ベッドテーブル買ってみたり、
一石二鳥?とベッドにこたつ乗せてみたり、
無免許で運転して捕まったり・・・などなどなど。

つかみ所のない彼女。一年に数回会うだけだけど、今でも気の合う友人です。
同じAB型ながら、相変わらず不思議感漂う彼女です。

卒業式=彼女 そんなイメージになっているので、
春になると思い出し、久々ゴハンでも行こーって連絡しようかな?
なんて気になります。


その他、いろーーんなこと卒業したいことはいっぱいですが、
(例えば、夜更かし卒業!とか・・・)
最近忙しくって、すっかりテレビを見なくなりました。
もともとテレビが一番の友達さっ!てほどのテレビ好きな私だったので、
ついに卒業できたか!と思ってました。
けれど、新しくなった携帯電話にテレビ機能がついており、
見ーへんわ〜などと言ってたけど、本日試しにと帰りの電車で、
「西遊記」なんぞ見てしまい、これがなかなかチャント見れたので、
おっ!!いいやん〜と活用頻度高まりそうな今日この頃。
ちょっとやそっとじゃあ好きなものは卒業出来ないってこと知りました。

纏りないですが、以上です・・・・・・







| 2006.03.20 Monday | 20日はコラボ | comments(11) |
驚いたこと
知らなかった・・・
高田喜佐サン亡くなってはったなんて・・・

hammockサンとアルネを見て、KISSA SPORTSのん可愛いね〜
通販で買えるか調べてみるーと話していて、
KISSAのHPを見て知りました。

64歳だったそうです。
あんなに素敵な笑顔でTシャツで短パンで、夏の海を楽しんでいらっしゃったのに・・・なんで?
女性が年齢を経ても素敵だってことを、まだまだ皆に教えて欲しかったのに・・・
とてもとても本当にとても残念な気持ちでいっぱいです。

KISSA SPORTSは続いて行くみたいですが、KISSAはなくなっちゃうのかな?
これも残念です。いつか履きたい靴でした。

喜佐サンのことは、忘れません。
ご冥福をお祈りします。

| 2006.03.19 Sunday | 日々のこと | comments(9) |
provenceのコトリ春をうたう♪
コトリはとっても歌がすき
かあさん呼ぶのも歌で呼ぶ
ピピピピピ
チチチチチ
ピチクリピ♪



ピチクリピって!
可愛い歌詞です。


・・・って今日は携帯新しくなったので、お試し写真撮ってみました!
前のよりは断然いい気がするので、ちょっと喜んではります。わたくし。

ちなみに新機種無料の甘い罠にかかり、電話番号かわります。
お友達の皆さんにはお知らせします〜♪
今までのも今月いっぱい繋がります。

なんか個人的な伝言板になっちゃいました。

新しいメルアド検討中!何にしよっかな〜〜?

| 2006.03.18 Saturday | 日々のこと | comments(6) |
江國香織サンの小説
短い間に何冊も読みました。

・きらきらひかる
・神様のボート
・ホリーガーデン
・すいかの匂い
・落下する夕方
・つめたいよるに

今までに読んだのは一冊だけ。
「冷静と情熱の間」
これは辻仁成サンの青い方が印象的で、江國サンを読んだって忘れてました。

どうして今まで読まなかったのか?
雑誌やテレビで見た江國サンのイメージ。
少し淋しげな美人のお嬢さん。
独特のふわふわしたつかみ所のない感じ。
どうなんやろ??って思い込んでしまってました。

クーネルでの姉妹のお手紙やりとりを読むと、あったかくていい感じやん!
って思い始めていたので、読んでみようって気に。

読んで良かった。
映画を観るようなストーリー展開がどうなるのー?っていうのではなく、
誰かの日記をそっと読むような、
または、人のココロがガラス張りで覗けるような・・・
そして、自分の中にあるそんな気持ちを確認するみたいな、
そんなそんなお話たちでした。

なかでは「きらきらひかる」が一番好きかな。

シャガールのステンドグラス。
蒼い蒼い空気。
私の今の江國サンのイメージです。

MUSEE NATIONAL MESSAGE BIBLIQUE MARC CHAGALL in Nice

このシャガールのステンドグラスの部屋は、初めて訪れた時は中に入ることができました。
しんとした中chiriikkoサンとしばらくじっと座って、
蒼い光をゆっくりと心に染み込ませました。
ジーンとした思い出です。
残念ながら、今は中に入れないようです。本当に残念。
この時のキュンとした気持ちが、江國サンの小説にはあるのかも・・・

cestbonサン、hammockサン いい本をどうもアリガトウ。
| 2006.03.17 Friday | | comments(14) |
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zyniker

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