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| 2007.11.16 Friday | - | - |
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mignon mimosaSmall discovery of everyday life |
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なんて言っているオジサン・オバサンも、かつては高校生だった。 現在の自分がそのまま高校生だったはずはない。それにそれは、コワイ。 その頃は、大人たちに眉間にシワをよせられるような発言をしたり、 お目玉をくらう行動のひとつやふたつ、きっとしていたはずなのだ。 大人はみんな忘れている。高校生だった頃の自分のことを。 その頃は、その頃の自分で精一杯だったことを。 私もそのひとり。 高校生だった頃を、ふと思い出すのもいいんでないって、 そう思わせてくれた「夜のピクニック」 以前hamサンがいいよってブログで紹介されてた本。 やっと読みました。 好きな話。 どんなに気に入ったかというと、次の日会社なのに夜中の3時半まで読んで、 読みきってしまい、余韻醒めずスグには寝付けなかった! ・・・と言っても、私は映画や小説の中に簡単に入り込んで感情移入できる特技の持ち主でもありますが。 舞台は高校。80km一日半かけて歩き続ける歩行祭って変わった行事が一年に一度行なわれる。 主人公達は3年生。高校生活最後の歩行祭。 歩き続ける中での、高校生なりの人間関係や、気持ちの変化などが描かれている。 ただそれだけ。それだけの話。 でも、読んでいる間私も高校生になり一緒に歩行祭に参加した気がする。 あの頃の自分を少し思い出した。 私の行っていた高校は、大阪といえど田舎にある。 遠足と言えばハイキングや、山登り。 耐寒訓練でも山登り。 挙句の果てに修学旅行で南東北へ行ってまで山登りをさせられそうになった。 させられた班もあった。 どんなけ山登らせんねん!って思ってたけど、それで良かったんじゃないかなって この本を読んで思った。 いろんな楽しい所へは、大人になって稼いでから行けばいいのだから。 皆で山に登るなんてことは、その時だけしか出来ないことなだなーって。 それから、3年生になる前の春休みに、友達を通して告白されたことがある。 (ここがポイントではない) 1年2年とも同じクラスだった子だった。 「あんまり好きじゃないし、うまい事言って断っておいて〜」と伝えたら、 うまい事ではなく、好きじゃないどころか、かなり悪く思っている、としっかり伝えられていた。 で、ここがポイント!そして訪れた始業式、嫌いと伝えられた彼とまさかの同じクラス・・・ あちゃーっ!といたたまれなく思ったあの時の気持ち。近くの席になって気まずい感じ。 その気持ちは、あの頃特有の感じで、今はもう体験することがない。 この小説の中にはそんな感じをもう一度思い起こさせるものがあった。 その時のクラス替えは、仲良しの中で私ひとり違うクラスになり、 それもかなりショックだった事も蘇った。 ま、ひとりだけ違う科目を選択していたら一緒にはならんやろ、と今となっては思うが、 どうしても地学はイヤであった。 かなり考えが浅く、結構マイペースだったなーと思う。 ちょっと昔へタイムトラベルするのは悪くない。 人にはいろんな時があるんだなって気づけたりすると、 少しだけ寛容になれる感じがするから。 日頃ネコの額ほどの心の広さしかない私には、特にいいのかも知れないな。 それにしても恩田陸さん、歩行祭ただそれだけでこんなに話が広がるとは! ちょっとスゴイかもしれない。 映画もどんな感じになっているのか見てみたいかも。
| 2007.04.19 Thursday | 本 | comments(2) |
んー今月もなかなかup出来ずです・・・ そんななのに、もうイッコブログ始めちゃうってどうよ??! って声も聞こえそうな今日この頃ですがですが、 そう、もう始めちゃいました。 petit train のブログです。 でもまだ2日しかupされてないですが、やる木だけは大きく育っております。 気が向くようでございましたら、のぞいてやって下さいませ。 昼間と夜の温度差がきっつい今日この頃、 皆さん体調にはお気をつけ下さいね〜 最近風邪ひいてる人がまわりにチラホラいるのです。 petit train のブログはこちら → ☆
| 2007.04.12 Thursday | - | comments(2) |
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